独自の二工法で実現する快適と堅牢の両立
株式会社イオン・ホームでは、通気断熱WB工法と2×4工法という二つの優れた工法を組み合わせることで、快適さと強さを高い次元で両立させた注文住宅を提供しています。鹿児島特有の高温多湿な気候と、地震や台風といった自然災害の多い環境に対応するため、それぞれの工法が持つ利点を最大限に活かした設計を行っております。WB工法による自然換気システムが室内の快適性を保ちながら、2×4工法の面構造が外部からの衝撃を分散させ、家族が心から安心して暮らせる空間を実現しています。
長年の経験から培われた技術と地域の気候への深い理解により、年月を経ても心地よく過ごせる住まいづくりに取り組んでいます。二つの工法を採用することで、単一の工法では達成できない性能を実現し、耐震性・断熱性・通気性といった住宅に求められる重要な要素すべてを高水準で満たしています。家族の健康と安全を第一に考え、鹿児島の風土に最適化された設計により、快適さと耐久性を兼ね備えた住環境を丁寧につくり上げております。
電力に頼らない自然循環型の通気断熱WB工法
通気断熱WB工法は、電気を使わずに自然の力で空気を循環させる独自の換気システムを備えた工法です。壁の内部に設けられた二重の通気層が家全体を包み込む構造となっており、形状記憶合金でつくられたバネが気温の変化に応じて通気口を自動的に開閉します。夏場の暑い時期にはバネが縮んで通気口が開き、壁内に冷たい空気を循環させることで熱気と湿気を外へ逃がし、室内を涼しく保ちます。冬の寒い時期にはバネが伸びて通気口が閉まり、壁内に溜まった空気が断熱層となって外気の冷たさを遮断し、室内の暖かさを保つ仕組みです。
この工法により、湿気や不快なにおい、さらにはシックハウスの原因となる化学物質までも外へ排出することが可能となり、家族の健康を守る清潔な空気環境を維持できます。土壁の原理を応用した透湿性の高い外壁材を使用しているため、通気口が閉まる冬場でも湿気は自然に外へ透過していきます。電力消費を抑えながら四季を通じて快適な室内環境を保てることから、省エネ性能にも優れており、光熱費の削減と環境への配慮を同時に実現する持続可能な住まいとなっています。
箱型構造による高い耐震性と断熱性能
2×4工法は、2インチ×4インチの規格材とパネルを使用して床・壁・天井を箱状に組み上げる構造であり、面全体で建物を支えることで地震や台風といった外部からの力を効果的に分散させます。従来の柱で支える工法と比較して、揺れによるねじれや変形が生じにくく、釘の本数や接合金物の取り付け方まで細かく規格化されているため、安定した耐震性能を確保できます。また、天井や壁に使用される石こうボードは不燃材料であり、ファイヤーストップ構造を採用することで万が一の火災時にも延焼を抑える準耐火構造となっています。
気密性と断熱性においても優れた性能を発揮し、外気の影響を受けにくい構造により室内の快適な温度を長時間維持できます。壁の複数層構造は遮音性と吸音性を高め、外部からの騒音を遮断するとともに室内の音漏れも防ぐため、密集した住宅地でも静かで快適な生活空間を確保できます。結露の発生を抑える通気層と断熱材の組み合わせにより、建材が傷みにくい構造を実現しており、長期にわたって建物の性能を維持することで、メンテナンスの負担を軽減しています。
鹿児島の風土に寄り添う長寿命住宅の提案
株式会社イオン・ホームは、鹿児島という地域特有の高温多湿な気候と台風などの自然災害リスクを深く理解し、それらに適応した住まいづくりを長年にわたって追求してきました。安心して長く暮らせる家を届けることを理念として掲げ、快適さと耐久性を兼ね備えた設計により、時間が経過しても心地よく過ごせる空間を大切にしています。使用する木材は第三者機関の厳しい審査をクリアした信頼できる強度を持つものを選定し、防腐処理や通気構造といった細部の工夫により、建材の劣化を防いでいます。
WB工法によって築30年を経ても資産価値が下がらない家づくりを実現しており、湿気や劣化の原因を効果的に防ぐことで建物の健康を長く保ちます。家族のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる間取りの工夫や、平屋をはじめとする多様な住まいの提案により、お客様一人ひとりの想いを形にする注文住宅を丁寧につくり上げています。定期点検やアフターサポートにも力を入れ、建てた後も長く安心して暮らせる体制を整えることで、家族の笑顔を守り続ける住まいを提供しております。
